昏睡度 |
精神症状 |
参考事項 |
Ⅰ |
睡眠—覚醒リズムに逆転。
多幸気分ときに抑うつ状態。
だらしなく、気にとめない態度。 |
あとで振り返ってみて
判定できる。 |
Ⅱ |
指南力(時、場所)障害、
物をとり違える(confusion)
異常行動
(例:お金をまく、化粧品をゴミ箱に捨てるなど)
ときに傾眠状態(普通のよびかけで開眼
し会話が出来る)
無礼な言動があったりするが、他人の指示には従う態度を見せる。 |
興奮状態がない。
尿便失禁がない。
羽ばたき振戦あり。 |
Ⅲ |
しばしば興奮状態またはせん妄状態を伴い、
反抗的態度をみせる。
嗜眠状態(ほとんど眠っている)。
外的刺激で開眼しうるが、他人の指示には
従わない、または従えない
(簡単な命令には応じえる)。 |
羽ばたき振戦あり。
(患者の協力がえられる場合)
指南力は高度に障害。 |
Ⅳ |
昏眠(完全な意識の消失)。
痛み刺激に反応する。 |
刺激に対して、払いのける動作、
顔をしかめるなどがみられる。 |
Ⅴ |
深昏睡
痛み刺激にもまったく反応しない。 |
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