◆病歴・就労状況等申立書サンプル 【九州在住・Lさんの病歴】


●上記病歴の全文


〔傷病名:胃がん〕 発病日:平成24年1月頃 初診日:平成24年2月9日


●受診していない(平成24年1月頃〜平成24年2月頃)
会社の健康診断のバリウム検査で影が見つかった。再検査の指示があったため、地元の市立病院を受診することにした。


●九州市立病院(平成24年2月9日〜平成24年2月15日)
病院で胃カメラ、細胞診を受けた結果、胃がんであることが判明した。医師からは、根治には手術が必要と説明され、大学病院を紹介してもらった。

●福岡大学病院(平成24年2月頃〜平成24年3月頃)
手術を目的に受診した。入院し精査した結果、他の臓器への転移がみられなかったため手術が可能と判断された。これを受けて平成24年3月3日に入院、3月9日に胃切除術を受け、3月30日に退院した。


●福岡大学病院(平成24年4月頃〜平成25年4月頃)
退院後は、抗がん剤治療を受けるために月1回のペースで通院し、その後、経過観察となった。職場には平成24年9月に復帰したが、ダンピング症状が激しく、遅刻・早退・欠勤を繰り返すなど、通常の就労が成り立たなかった。


●福岡大学病院(平成25年5月頃〜平成27年6月頃)
平成25年5月に検査を受けると、リンパ節に「転移がん」が確認され、再発したことが判明した。医師から入院して抗がん剤治療をする必要があると説明され、会社を休職することとなった。その後、複数の抗がん剤を試したが、リンパ節のがんは1年半で7センチにまで拡大し、また平成26年10月には新たに腹膜転移が確認された。平成27年6月に入ると、使える抗がん剤がなくなり、医師から、これ以上の投薬は無意味であることを説明され、緩和を目的とした治療に切り替えることとなった。


●福岡大学病院(平成27年6月頃〜現在)
平成27年6月以降も、経過観察のための通院を続けている。現在の体の状態は、息切れ、腰の痛み、吐き気、食欲不振、倦怠感などがみられる他、体重減少、身体衰弱が激しく、ふだんは横になって過ごすことが多く、日常生活については家族のサポートを受けて暮らしている。








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