◆「統合失調感情障害」病歴・就労状況等申立書サンプル 【東京都在住・Bさんの病歴】



●上記病歴の全文


〔傷病名:統合失調感情障害〕 発病日:平成26年1月頃 初診日:平成26年2月15日


●受診していない(発病・平成26年1月頃〜平成26年2月頃)
平成26年1月頃から職場の同僚の動作に過剰に反応してしまい、同僚が咳などをすると、それだけでめまいや吐き気が生じるようになった。その後も周囲への過剰反応が続き、仕事を続けることが困難となったため医師の診断を受けることにした。


●新宿診療所(平成26年2月15日〜平成26年5月頃)
医師にかかると、うつ病と診断され、処方薬の内服を指示された。抗うつ剤、安定剤など複数の薬を試したが、症状は日増しに悪化し、平成26年4月に会社を休職した。その後、自宅で療養していたが、激しい意欲の低下から一日中、寝ている状態が続いたため入院施設のある病院を紹介してもらうこととなった。受診回数は月2回。


●板橋総合医療センター(平成26年6月頃〜平成27年1月頃)
前医に紹介されて受診した。医師にかかると、統合失調感情障害と告げられ、即入院するよう指示された(入院期間は平成26年6月〜9月)。この入院により精神がやや安定したが、意欲の低下が激しく、自宅で寝ているだけの生活が続いた。退院後も月2回のペースで同院を受診し、治療を受けた。

●渋谷クリニック(平成27年2月頃〜平成27年5月頃)
他人への過剰反応から電車に乗っての通院が困難となったため、自宅近くのクリニックに転院した。職場復帰のあせりから、平成25年2月に復職したものの、出社初日に激しい幻聴にみまわれ、帰宅後に自宅で倒れて意識を失った。これを受けて医師から就労は不可と判断され、平成27年5月に休職満了により退職した。受診回数は月2回。


●渋谷クリニック(平成27年5月頃〜現在)
会社退職後は、引き続き月2回のペースで通院を続けている。現在の体の状態は、不眠、不安、憂うつ気分、幻聴、妄想など複数の症状がみられ、身の回りの多くのことが自発的にできないでいる。とくに幻聴、妄想がひどくなると、一日中、ベッドに頭を押し付けて耐えるしかなく、物事を考えることすら困難となる。いまは日常生活が自力で行えないため、家族の援助が不可欠となっている。






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