◆「発達障害」病歴・就労状況等申立書サンプル 【神奈川県在住・Bさんの病歴】

●上記病歴の全文


〔傷病名:発達障害〕 発病日:不明 初診日:平成25年6月頃


●発病していない(平成1年4月頃〜平成25年6月頃)
幼児期から性格がおとなしく、周りの子供たちとなじめなかった。小学校に入学しても友達ができず、中学校・高校でも孤立していた。高校卒業後は、調理師専門学校に進学し、卒業後に調理師として就職した。しかし内向的な性格から人間関係が築けず、2か月で出勤できなくなった。


●関西医療センター(平成25年6月頃〜平成26年2月頃)
職場を退職後、家に引きこもったまま外に出ようとしなかったため両親が心配して病院に連れていくと、医師から発達障害の可能性があると告げられた。また、「うつ症状も出ているので、まずはうつ症状について治療していきましょう」と言われ、月1回の通院と、処方薬の内服を指示された。


●受診していない(平成26年3月頃〜27年1月頃)
薬を飲んでも症状が改善しないため受診を中断した。その後も不安、抑うつ気分は続き、部屋に引きこもる日々が続いた。


●関西総合病院(平成27年2月頃〜平成27年3月頃)
発達障害について、きちんとした診断を受けていなかったため、専門医のいる病院を探して受診した。初診後、1週間ほど入院して検査を受けた結果、広汎性発達障害と診断された。医師から、この病気に効く薬はないと説明され、とりあえずは二次障害として生じている、うつ症状について治療していくこととなった。


●関西総合病院(平成27年4月頃〜現在)
その後も月1回のペースで通院しているが、病状は改善せず、部屋に引きこもって生活している。主な症状としては、憂うつ気分、意欲低下、不眠、対人恐怖などがみられ、料理、掃除、買物などの日常生活や、外に出て人と対面するなどの社会生活がまったくできないでいる。とくに言語を介した交流が苦手で、人との良好な関係を築くことができない。医師からは今後も通院を続けながら、社会に適合できる方法を探していくようにとアドバイスされている。






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