◆「躁うつ」病歴・就労状況等申立書サンプル 【神奈川県在住・Bさんの病歴】


●上記病歴の全文


〔傷病名:躁うつ病〕 発病日:平成25年5月頃 初診日:平成25年6月27日


●受診していない(平成25年5月頃〜平成25年6月頃)
職場の人間関係のストレスから、不安やイライラが強まり眠れない日が続いた。やがて朝起きられなくなり会社を休むようになった。その後、退職し自宅に引きこもっていたが、徐々に希死念慮が強まり、腕をカッターで切るようになったため、精神科を受診することにした。


●かながわ駅前病院(平成25年6月27日〜平成26年3月頃)
医師にかかると、処方薬の内服を指示された。薬を飲むと、やや気分が安定したが、薬の効果がなくなると同じような状態に戻り、終日眠れず、カッターで腕を切る行為を繰り返していた。受診回数は月2回。


●受診していない(平成26年4月頃〜平成26年12月頃)
病気は改善していなかったが、病院が自宅から遠かったことと、外出が困難なことから受診を中断した。その後、8月頃から気分の高揚がみられ、夜の街を徘徊する、知らない人に話しかける、散財するといった行動がみられた。


●ハートクリニック(平成27年1月頃〜平成27年3月頃)
平成27年1月からは、一転してうつ傾向が強まり、朝起きられない、腰が痛む、外に出ようとすると過呼吸になる…といった状態が何日も続いた。再びカッターを使った自傷行為が止まらなくなり精神科を受診することにした。医師にかかると、躁うつ病と診断され、薬の内服を指示された。受診回数は月2回。


●横浜医療センター(平成27年4月頃〜平成27年5月頃)
4月頃から、躁傾向が強まり、家を飛び出して2日間、帰って来なかった。警察に発見され家に戻ったが、躁状態がひどかったため入院することとなった。当初は、不眠、多弁、全能感などの症状が現れていたが、入院中にうつ傾向に変わり、一日のほとんどの時間をベッドで寝て過ごしていた。


●ハートクリニック(平成27年6月頃〜現在)
退院後は、再び元のクリニックに戻り、月2回の通院を続けている。現在も精神の状態は安定せず、躁とうつの周期を繰り返しており、躁の周期に入ると、会話が通じず、一睡もできなくなる他、暴言、暴力、徘徊などの異常行動をするようになり、手がつけられなくなる。その一方、うつの周期に入ると、気力がなくなり一日中寝てばかりいるだけで何もできなくなってしまう。日常生活は、両親のサポートが不可欠で、今後も自宅での療養を続けていく予定である。






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